2021年7月3日 （仮訳）イチゴを宿主とするディアポルテ目菌類の分子による再評価、および新属・新組み合わせParaphomopsis obscurans Udayanga, D. et al., 2021. Molecular reassessment of diaporthalean fungi associated with strawberry, including the leaf blight fungus, Paraphomopsis obscurans gen. et comb. nov. (Melanconiellaceae). IMA fungus. Available at: https://imafungus.biomedcentral.com/articles/10.1186/s43008-021-00069-9 [Accessed July 3, 2021] 【R3-08560】2021/7/3投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ イチゴに葉枯病、根腐病などの病害を引き起こすディアポルテ目菌類の分子系統解析を実施した。 Phomopsis obscuransがメランコニエラ科に含まれることを示し、本種に対して新属Paraphomopsisを設けた。 また、新組み合わせGnomoniopsis fragariaeを提唱した。 Beltsville Agriculture Research Center, Beltsville, MD, USA （新組み合わせ） Paraphomopsis obscurans (Ellis & Everh.) Udayanga & Castl. 旧名：Phomopsis obscurans (Ellis & Everh.) B. Sutton （基礎異名はPhoma obscurans Ellis & Everh.） 語源…（属名）para+Diaporthe属 ※本種のエピタイプ標本を指定した。 【よく似た種との区別】 Microascospora rubi nrLSU+ITS+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり植物病原菌ではなく腐生菌とみられている 本種と異なりRubus ulmifoliaなどに生じる 本種と形態的に異なる nrLSU+ITS+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される USA, Maryland, Beltsville （新組み合わせ） Gnomoniopsis fragariae (Laib.) Udayanga & Castl. 旧名：Gnomonia fructicola (G. Arnaud) Fall （基礎異名はZythia fragariae Laib.） （その他掲載種） Paragnomonia fragariae (Klebahn) Senanayake & K.D. Hyde